共鳴現象を治療に生かす

健康情報

こんにちは。

 

 

今回は治療家向けの記事になります。

 

 

また周囲に癒してあげたい方がおられる方にもオススメです。

 

 

私はBiNI理論を学んで以降、「共鳴」を用いた治療を行うようになりました。

 

 

皆様、共鳴とは何かご存知ですか?

 

 

辞書には「共鳴とは振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、

 

 

振幅が増大する現象。」と記載されています。

 

 

少し難しいですよね?

 

 

例を見てみましょう。

 

 

例えばメトロノームの同期現象はご存知でしょうか?

 

 

動画を見ていただくとわかると思いますが

 

 

リズムの異なるメトロノーム達が動く台の上に置かれることでリズムが揃い、

 

 

かつ台の揺れが増幅する現象です。

 

 

続いて電子ホタル(発光ダイオード)の同期現象です。

 

 

発光ダイオードを円状に並べ、間に仕切りをした状態で点滅させます。

 

 

そして、仕切りをとると即座に発光ダイオードの点滅が揃うという現象です。

 

 

ご興味ございましたら一度視聴してみてください。

 

 

そのほかにも、ホタルが同時に光る、吊り橋を複数人で渡ると揺れが大きくなるなども

 

 

同期、共鳴現象です。

 

 

これがなぜ治療に応用できるのか?

 

 

それは振幅が増大するという点にあります。

 

 

つまり人の身体で例えるのであれば

 

 

硬くなっている部分が柔らかくなり、より大きく動くようになるという意味に

 

 

なります。

 

 

しかも更にメリットとしては自己組織的(勝手)にそうなるので

 

 

治療効果も持続されやすいのです。

 

 

ではこれから治療において共鳴を起こすポイントを伝えます。

 

 

共鳴の要件としては

・結合強度

・リズムの均一性

・動的

・波の近似性

の4つが挙げられます。

 

 

しっとりと触れる、自分自身が緊張せず脱力できている、治療部位の波の波形

 

 

が自分と近いということが条件になります。

 

 

もっと具体的に言いますと

 

 

硬い部分を包み込むように触れる、脱力できるように開脚座位かつ視線を固定しないよう

 

 

にする、そして治療部位が胸郭や骨盤など元々硬さのある部位の場合は

 

 

手のみではなく全身で治療すると上手くいく場合がある

 

 

ということになります。

 

 

なかなか身体が緩んでこないような方には非常に有効です。

 

 

 

ボーっとして硬くなっている部分にしっとり触れる。

 

力を抜いてリズムが揃うのを待つ。

 

 

たったこれだけです。

 

 

皆様もぜひお試しください。

 

 

お互いになんとも言えない心地よさが味わえると思います☆

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