食事は原始人を見習え?

食事・栄養

こんにちは。

 

さて、今回は動物性VS植物性というテーマをメインに

 

食事内容の変化から実際に我々人類に起こった健康状態の変化について

 

お伝えし、その中身を考えていきたいと思います。

 

まず我々人類にとっての最も大きな変化は、

 

「約1万年前」

 

農耕革命が起きたことことです。

 

これは、美味しい穀物が食べれるようになり、人類にとって

 

とても幸福なことだったかもしれません。

 

でも実際には、この農耕革命をきっかけに様々なネガティブな変化

 

が起きています。

 

まず第一に平均寿命、平均身長が低下したことです。

 

農耕革命が起きるまでの狩猟・採集生活を行っていた時代には

 

平均寿命が約40年であったのが、農耕生活が始まるとその半分の約20年まで

 

減少しています。また平均身長についても男女ともに約20cm低下しています。

 

その他にも

「乳児死亡率」

「骨粗鬆症」

「栄養失調」

「壊血病」

「貧血」

「感染症」

の増加も認められています。

 

このように農耕革命が起きて以降、

 

生きている間の健康状態も著しく低下したのです。

 

ではなぜ農業を始めたことでそのような変化が起きたのでしょうか?

 

まずは窒素利用効率の影響があります。

 

窒素利用効率とは

 

例えば100gのタンパク質を摂取した際に

 

どのくらいが体内で利用できるたんぱく質源になるかという指標です。

 

窒素利用効率は動物性たんぱくと植物性たんぱくで大きく違います。

 

例えば卵や牛肉の窒素利用効率は約40〜50%ですが大豆であれば18%になります。

 

同じ量のたんぱく質を摂取しても、たんぱく質として利用できる割合は

 

植物性たんぱくでは動物性たんぱくの半分以下なのです。

 

この事実だけでも大きな問題なのですが、

 

もっと重大な問題として穀物や豆類は身体に害を及ぼすということです。

 

穀物についてはまずデンプン質であるということが問題となります。

 

以前もお伝えしたようにデンプン質は反応性低血糖やSIBOの原因となります。

 

次に大豆について詳細に説明していきます。

 

まず大豆は「フィチン酸」という物質が豊富に含まれています。

 

このフィチン酸はたんぱく質やビタミン・ミネラルなどと強固に結合しています。

 

そのため、体内に入れたとしてもそこから栄養素を取り出して吸収することが

 

できません。それだけならまだしも強いキレート作用により体内の

 

ビタミン・ミネラルを体外へ排出してしまいます。

 

また大豆には「サポニン」という天然の界面活性剤が含まれます。

 

界面活性剤とは、交わらないはずの水と油を交わらせる作用があります。

 

細胞膜は脂質で構成されているため、そこに界面活性剤が作用すれば

 

細胞が傷つくことになります。

 

ですので大豆によって、腸のバリアが壊されてしまうのです。

 

チョコレートなどのお菓子に含まれている乳化剤も全く同じものですので

 

要注意です。

 

このように世間で良いとされている大豆は、たんぱく源として不十分である

 

だけでなく、身体をどんどん不健康にしていくのです。

 

魚でも植物でも動けない生物ほど毒があるというのは

 

まさにその通りなのかもしれませんね。

 

皆様も健康のためには植物性たんぱくよりも動物性たんぱくの摂取

 

こころがけましょう☆

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