たんぱく質と糖摂取

アレルギー・皮膚疾患

こんにちは。

 

 

本日はたんぱく質のお話です。

 

 

 

糖や脂質同様、たんぱく質についても情報が錯乱しています。

 

 

「長生きな人ほど肉を食べている」

「肉よりも魚の方がいい」

「動物性たんぱく質の過剰摂取は心疾患にかかるリスクがある」

「牛乳よりも豆乳の方がいい」

 

健康に対して意識の高い方ならSNSなどのメディアを通して

このような言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

 

 

実は、アミノ酸にも極性があり同じ種類のアミノ酸ばかりを

摂取し続けることは身体にとって望ましくありません。

 

 

なので上記のような情報は全て不適切とも言えます。

 

しかし、身体の不調を抱える方にオススメなアミノ酸はあります。

 

 

そのアミノ酸とは

 

 

 

 

「グリシン」です。

 

 

「グリシン」は糖のエネルギー代謝を回すのに有効です。

また種々の皮膚症状、アレルギー症状でお悩みの方にも大変オススメです。

 

グリシンとはコラーゲンに含まれるアミノ酸であり

食事の中から摂取するとしたら私が一番オススメできるのは

「ボーンブロススープ」です。

 

ボーンブロススープとは豚や鶏、牛などの骨髄を長時間煮込んだスープ

のことです。

煮込み時間が手間ですが骨髄から染み出たコラーゲンによって

皮膚や消化器系の不調やアレルギー症状の改善を期待することができます。

 

また、その他にエビ・ホタテ・イカなどにもグリシンは含まれます。

 

 

肉の身の部分に関しては「メチオニン」というアミノ酸が多く含まれ

過剰摂取により甲状腺機能が低下するリスクがあります。

 

 

特に身体の不調を抱えておられる方は

 

ボーンブロススープ、海老・ホタテ・イカなどを中心に摂取してみましょう

 

 

次にもっと重要なことをお伝えします。

 

それはたんぱく質摂取量に対して糖質を2〜3倍は必ず摂取する

ということです。

 

つまり、たんぱく質を50g摂取した場合、糖質は100g〜150g摂取する必要

があります。

 

 

 

なぜでしょうか?

 

 

みなさん、なぜだと思いますか?

 

 

 

 

 

たんぱく質でできているものと言えば

 

髪の毛、爪、筋肉、消化管の壁、神経・血管の壁、関節軟骨、骨など

 

様々なものがあります。

 

 

共通項は・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

壊れたら困るものです。

 

 

つまり、たんぱく質を摂取した際に同化し身体の一部になることが理想的です。

 

 

しかし、身体に糖が不足している状態ではたんぱく質はエネルギー源にも

なります。

これは身体にとって嬉しくありません。

先ほどもお伝えしたようにたんぱく質で構成されている組織は

壊れては困るからです。

わかりやすく言うと

 

たんぱく質が分解されるということは

・皮膚がカサカサ・シワシワになる

・爪が割れやすくなる

・筋肉が萎縮する

・お腹の調子が悪くなる

など様々な症状が出現します。

 

また、たんぱく質が分解されると代謝産物としてアンモニアが発生します。

アンモニアは身体にとって毒ですので

肝臓・腎臓で解毒・排出されます。

この過程を繰り返していけば当然、肝臓・腎臓が疲弊してきます。

ですので、たんぱく質は必要以上に分解されないに越したことはないのです。

 

 

合わせて単糖を摂取することでたんぱく質の分解を防ぎましょう

 

 

たんぱく質は摂取の仕方やアミノ酸の種類によって

毒にもなるし薬にもなるので

正しい知識を持って適量摂取することを心がけましょう。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました★

 

 

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