こんにちは。
本日のテーマはダイエットについてです。
皆さまダイエットされていますか?
ダイエットをして健康的に痩せられたという方は
この先は読まれなくていいです。
しかし、ダイエットをしているけど上手くいかない
一旦、体重は減るけどすぐにリバウンドをしてしまうといった方は
参考にしてみてください。
私は代謝が悪く「食べれば食べた分だけ太る」ということを理由に
1日1食、もしくは2食を習慣化していました。
開始後、3ヶ月程度は身体も軽くなり(5kg減くらい)
体調はすこぶる良いと感じていました。
しかし、それはストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンの
一時的な作用に他ならなかったのです。
やはり半年ほどすると身体に異常が出てきます。
持病のアトピーがステロイドを使わないと治らない
風邪が長引く
手足の冷えが増す
夜疲れてすぐに寝てしまう
などの症状が出現してきました。
このように食事の総カロリーを減らすだけのダイエットは
長期的には絶対に成功しません。
ここからはダイエットのネガティブなデータをいくつか提示します。
2009年、厚生労働省の研究班調査
宮城県40歳以上の住民約5万人の健康状態を12年間追跡調査
もっとも長生きなのは「太り気味」
「やせ」では「普通」と比べて男性で約5年、女性で約6年も短命
ということがわかりました。
ちなみにやせているか太っているかの判断はBMI(Body Mass Index)
を指標にします。
BMI=体重➗[身長✖️身長]
やせ 18.5未満
普通 18.5以上25.0未満
太り気味 25.0以上30.0未満
肥満 30.0以上
続いて
ドイツの栄養学者ニコライ・ヴォルム、1998年までに実施された各種の研究結果
「減量が身体にいいことが、病気との関連で証明されたことは一度もない」
と結論づけられています。
それどころか減量後に糖尿病にかかる確率が高くなったり
心筋梗塞や脳卒中になる率が高くなったという結果があります。
もう一つ
これはテレビ放送でやっていたのですが
食事制限のみで痩せた場合には脂肪肝になる確率が上がる
というものです。
対象者が少ないためどこまで真実かはわかりませんが
そういった傾向は少なからずあるということです。
つまりこれらの結果から言えることは
「やせている」もしくは「痩せる」ということが必ずしも身体にいい
とはいえないということです。
ここからは推察も含みますが
痩せることや痩せている状態が身体に良くないという訳ではなく
「痩せ方」つまりどのような手段で痩せるかという方法・過程が
その後の健康を大きく左右しているのです。
このように痩せている状態と健康寿命、平均寿命に
相関があることはある意味、現在巷で流行っているダイエット方法が
どれも適切ではないと言っているようなものなのです。
まずは自身が本当にダイエットが必要な状態かどうかを見極めることです。
BMIが普通の範囲内で内科的な疾患をお持ちでなければ
ダイエットの必要性は少ないといえます。
しかし、太り気味や肥満かつ健康状態に問題があるという方にはダイエットは
必要です。
ではどうしたらいいか?
具体的なポイントは3つです
①糖は単糖を意識的に摂取する。
1日に200g以上の糖を摂取することをオススメしていますが
そのうち、単糖の割合を最低100g以上にしましょう。
例を挙げると
1日にバナナ、リンゴ、梨、柿をそれぞれ丸々1個食べて
蜂蜜やドライフルーツを合間にチョコチョコ食べるイメージです。
その代わりに白ご飯は1日茶碗1杯程度に抑えてください。
ご飯、パン、麺類は太ります。
②脂肪の選択
脂肪分は太りますので、極力控えましょう
炒め物や揚げ物を避ける、肉の脂身を避けることは
もちろんのことですが、落とし穴的なものとして
大豆などの豆類、サラダのドレッシングなども油を多く含みますので
極力控えましょう。
どうしても油を使いたいという場合はバター、ココナッツオイルにしましょう。
③運動習慣をつける
ハアハアと息が切れるような運動を長時間する方が「痩せる」ということ
だけを考えると早いかもしれませんが、身体の不調を招くことが多いです。
息が切れる手前でじんわりと汗をかく程度に30分〜1時間程度運動すること
をオススメします。
あとは上半身、下半身それぞれ筋力トレーニングを行い、代謝をよく
しておくことも重要です。
このように単糖摂取、油を避ける、適度な運動により
健康的に痩せることができます。
まずは3ヶ月、上記の内容を心がけて実践してみましょう。
思わぬ副産物も得られると思いますよ☆