メタトロンとスポーツ少年

メタトロン症例

こんにちは。

 

ロシアではオリンピック出場選手などのプロスポーツ選手に対して

 

 

メタトロンを使用し体調管理を行なっているそうです。

 

日本では医療機器としては認められていないため、

医療現場での活躍はまだ少ないのですが・・・・・

 

 

そんな中、今回はメタトロンをスポーツに対して上手く活用できた例を

お伝えしていきます。

 

症例紹介

11歳男の子

陸上クラブに所属、毎日数キロは必ず走っている

800mの選手で地区内、校内では上位争いレベル

約3ヶ月前より全身倦怠感、下肢全体の筋肉痛が出現

総合病院で血液検査をすると肝臓や心臓の数値が悪いと指摘される

鉄剤やサプリなどを摂取するが改善には至らず

当クリニック(整形外科、スポーツ整形外科)受診となる

 

問診および身体所見

頑張って走りたいけど全身倦怠感が強く意欲が湧かない。

下肢の筋肉も1箇所だけではなく太ももの前やふくらはぎなど

様々な部位に筋肉痛が出現している。

走行評価

1軸での運動であり中心軸に対して身体を回旋させるような走り方。

体幹のバウンディングはなく下肢のみでの衝撃緩衝となっている。

扁平足の影響で足関節底背屈の切り替えが上手く行えていない。

 

メタトロン所見

肝臓、心臓の崩壊のエントロピー↑(炎症傾向)

生化学のページにて遊離脂肪酸、尿中アンモニアなどの項目が上位

 

総合的な解釈

この少年はいつも走っているとはいえ、長距離の選手でもなく

オーバーユースにはなりにくいと考えられる。

メタトロンでは遊離脂肪酸やアンモニアなど脂質、たんぱく質が

エネルギーとして利用されていることが示されている。

脂質やたんぱく質がエネルギーとして利用されると肝臓や心臓に負担がかかる。

これは糖の不足によるところが大きい。

この少年が糖不足に陥った根本的な原因はおそらく走り方にある。

通常、歩行・走行で足関節底背屈の切り替えが上手く行えていると

アキレス腱の弾性を利用できるため筋活動は少なくて済む。

しかし扁平足であると足関節背屈で弾性エネルギーを蓄えることが難しくなる。

そうなると筋活動に頼らざるを得なくなりエネルギー必要量が増加する。

 

少年に必要なこと

走り方を変える

糖の質を変え、量を増やす

 

まず走り方について

体幹のバウンディングと肘関節屈曲位での腕振り、2軸の意識をお伝えした。

これにより下肢のみでなく、なるべく全身で衝撃を緩衝すること、そして腱のバネ

弾性を上手く利用できるようにする。

イメージとしてはウサイン・ボルト

彼は「側彎症」を抱えながらも100mで世界一に輝いた。

それはおそらく2軸での身体の使い方を自然と習得してきたからであろう。

 

糖について

ご飯やパンは控えめにし1日3食フルーツを丸々1個(1日3個)

摂取するように促した。フルーツの種類はなるべく糖度の高いものを勧めた。

この少年は元々栄養不足といった印象はなく、話を聞いていても

白ご飯が大好きで食べ過ぎてしまうほどとのこと。

学校の給食も残飯処理係のように人一倍食べているとのこと。

白ご飯やパンなどの多糖類は血糖値が上がりやすく、それに続く血糖値スパイクが

起こりやすい。

血糖値スパイクによる低血糖

ストレスホルモンの過剰分泌

脂肪、タンパク質の分解

肝臓・心臓への負担

筋肉痛・全身倦怠感の出現

といった流れ。

 

介入後2ヶ月程度で全身倦怠感はなくなり、痛みもほとんど消失。

 

必要に応じたフォームの誘導、単糖の摂取が重要であると改めて感じた

症例でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました☆

タイトルとURLをコピーしました