こんにちは。
今回は、貧血について一緒に考えていきたいと思います。
貧血というと「鉄分が足りないので鉄剤や鉄を含む食品を積極的に摂取しましょう。」
という風に一般的には言われます。
しかし、実際には鉄の摂取量が不足して貧血が起きることはほとんどありません。
ではいったい何が貧血の原因になるのでしょうか?
それには鉄の使われ方が大きく関係しています。
まず鉄というのは糖のエネルギー代謝を回すのに非常に重要な物質です。
しかし血液中や組織中にプーファ(多価不飽和脂肪酸:魚油や植物油脂)がたくさん
存在しているとそのプーファと鉄が反応して炎症を引き起こします。
またエンドトキシンという内毒素が血液内に入ることで
赤血球のヘモグロビンの鉄と結合し、鉄を赤血球から遊離させます。
つまり血流が悪くなるということになります。
このエンドトキシンというのは
消化の悪い食物繊維(全粒粉、豆、生野菜など)を摂取した際に
小腸の細菌が増殖することで大量に発生します。
つまり要約すると
摂取する油の種類や腸内環境によって鉄の使われ方が決定されるということになります。
もし現在、貧血でお困りの方は
プーファ・フリー、大豆・全粒粉・生野菜など腸内細菌の増殖を招く
食べ物の摂取を控えることから始めましょう。
皆さまの貧血症状が改善することを願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました☆