こんにちは。
近年、メディアでは「つま先重心が健康にいい」「踵重心が健康にいい」など
様々なことが言われています。
またスポーツ業界でも
「バスケットのディフェンスは母趾球荷重、マラソンランナーはつま先走り」など
「つま先重心が健康のためにもパフォーマンス向上にもいい」といった話を
比較的よく耳にします。
果たして本当にそうでしょうか?
我々は立っている時、歩く時、走る時など筋力に頼っているように
思われがちですが、実は大部分を骨に頼っています。
そして骨に頼るためにはある条件があります。
それは踵重心です。
踵重心では各関節が骨で安定した肢位を取りやすく、筋活動が少なくて済みます。
私が自分自身でそれを強く感じたのは
レッグプレスです。
レッグプレスとは下肢の筋肉を強化する筋トレマシーンです。
私はこのマシンを週2回行うのですが
つま先重心で行うのと、踵重心で行うのでは雲泥の差があります。
つま先重心では踵重心の半分くらいの負荷しか持ち上げれません。
これを立位、歩行、走行に当てはめると
「踵重心の方が重たい負荷に対して容易に耐えることができる」
ということになります。
実際に痛みを抱えて来院される患者様のほとんどは
つま先重心です。
そして、つま先重心の方の共通した特徴として
足元の崩れが大きいこと
姿勢をよくしようと意識していること
が挙げられます。
踵重心を達成するためは
この2つを解決すればいいのです。
この2つを解決すれば筋トレをしなくても
痛みなく動作ができるようになると思いますよ☆