こんにちは。
理学療法士兼個人コンサルタントの湯浅です。
突然ですが、皆様元気にお過ごしでしょうか?
この元気という言葉は文字通り「元の気」と書きます。
「元」というのは物事の始まり、基本などといった意味があります。
そして身体の調子がよく健康な状態のことを「元気」と言います。
つまり、何を伝えたいかと言いますと
種々のストレスが加わったとしても
ホメオスタシスの力によって
基本の状態、初めの状態に戻ろうとすることで元気を保つことができるのです。
しかしながら、3ヶ月以上不調を抱えておられる方はホメオスタシスが
上手く機能していない状態にあります。
ホメオスタシスとは「恒常性」つまり元に戻ろうとする性質のことであり
暑いと汗をかいて体温を下げる、血糖値が下がるとホルモンを分泌して
血糖値を上げるなどといったことが代表例になります。
これをコントロールしているのは
ホルモンであり
ホルモンを作り出しなさいと司令をするところは脳下垂体という場所が担っています。
また司令とは別に実働部隊もいて、それがコレステロールと糖なのです。
コレステロールが糖によってホルモンに変換されるのです。
つまりコレステロール値が高いと世の中で問題視されていることは
実は問題であることはほとんどないのです。
むしろ下げる方が危険です。
話が逸れましたが、ホメオスタシスが上手く機能するための条件としては
脳下垂体からの司令がスムーズに行われている
実働部隊がホルモンを生成できていることが最も大切になります。
それが「元気の条件」になります。
具体的に言いますと
・脳幹の働きを促すリズム運動
・大脳皮質の働きを抑えるアーシング
・ホルモン生成を促す単糖の摂取
・糖を回すためのプーファフリー、筋力トレーニング
・頚部や足部の調整(整体やセルフケア)
・「しなければならないこと」や「不必要なこと・もの」など
過度なストレスになる要因を可能な限り減らす
などが重要になります。
「ずっと痛みが取れないんです。」
「いつも調子が悪いんです。」
など常に不調を抱えておられる方は
「しなければならないこと」に囲まれている方がほとんどです。
苫米地英人先生はこう言います
「この世でしなければならないことは一つもない、全て自分が選択しているだけ」と
少しきつい言い方かもしれませんが
私もこの言葉を聞いて本当にその通りだなと思いました。
いきなりは難しいかもしれませんが
「本当にこれをしなければならないのか?」
ということを自問自答する癖をつけることからはじめてみてください。
そして先ほど挙げた健康のホメオスタシスを向上させる習慣を身につけましょう。
皆様が、短期的にではなく長期的に元気でいられることを心から望んでおります。