皆さま、こんにちは。
今回は、薬のリスクについてお伝えしていきます。
皆さま、薬と聞くとどのようなイメージがありますか?
「辛い症状を改善してくれる」
「今後、症状が出ないために予防的に飲んでおくもの」
こういったところでしょうか?
実際、薬は今すぐ症状を何とかしたい時に使用する場合と
今後、重篤な病気にならないための予防的な側面で使用する場合が
多いのではないかと感じています。
私は薬は根本的な解決にならないと考えておりますので
どちらの使用方法もオススメできません。
ただし、「明日、大事な会議がある」「明日、大事なデートの約束がある」
「明日、休めない仕事がある」など外せない用事や約束などがある際に
その場しのぎと理解して使用するのは構わないと思います。
ではなぜ、私が薬をすすめられないかというと
長期的にみて
「薬によって健康を害する」
「薬を服用することで一時的に症状が改善するためいつまで経っても
症状と向き合うことをしない」
という理由があります。
今、何かの症状が出ているというのは
その人自身の中の何かに問題があるのは間違いありません。
これは、本当に間違いありません。
しかし、その何かがわからないことが多いのです。
人間というのは、わからないことに対して恐怖や不安を感じます。
ですので、薬で根本的な解決にならなくても薬に頼りたくなるのです。
では、実際に薬にはどのようなリスクがあるのか?
今回は、最も使用者や使用頻度の多い代表的な薬4つについて紹介していきます。
まずは①痛み止め(ロキソニンなどのNSAIDs)です。
NSAIDsという種類の痛み止めは
血行を悪くすることで鎮痛効果をもたらします。
損傷した組織や問題のある組織のみに作用すれば副作用は出現せずに済みますが
実際にはそんな都合のいい薬はありません。
全身的に血液循環が悪くなることで
皮膚、腎臓、胃腸など様々な部位に血流が低下することによる副作用が出現してきます。
続いて②制酸剤と呼ばれる胃薬です。
これらは胃のむかつきや逆流性食道炎などの症状に対して使用されます。
皆さま、胃の特徴は何かご存知ですか?
胃は分泌物である胃酸が強酸であることが大きな特徴です。
胃酸が強酸であることで
胃の次の器官である腸に未消化の物質や有害な細菌などが到達しないような仕組みに
なっているのです。
つまり胃薬を服用するということは
強酸である胃酸の分泌を抑えて腸に負担をかけているということになります。
実際、胃薬によりアトピーや喘息、自己免疫疾患のリスクが
上がることがわかっています。
次に③抗菌薬です。
これはいわゆる抗生物質です。
最近では抗生物質の投与に慎重なお医者さんも増えている印象も受けます。
抗生物質は細菌を死滅させる効果があります。
これも身体に悪さをする・しない細菌関係なくです。
抗生物質は腸内細菌のバランスを乱すので
下痢や便秘などお腹の調子を崩しやすくなります。
また腸内には細菌だけでなくウィルスやカビが共存しています。
細菌が死滅することでウィルスやカビが目立ってしまい悪さをするようになる
リスクも伴います。
最後に④コレステロールを下げる薬についてです。
これは以前もリスクをお伝えさせていただきました。
コレステロールで身体に悪さをするものは
酸化した悪玉コレステロールであることがわかっています。
実際の検査で酸化しているかどうかは判断できません。
つまり血液検査の結果で数値が高く出たコレステロールが悪さをしているかどうかは
わからないということになります。
以前もお伝えしましたがコレステロールは我々が生命を維持するための
ホルモンの材料になります。
悪さをしているかどうかもわからないコレステロールに対して
それを下げる薬を服薬し続けるのはいかがでしょうか?
私は生命場を乱すことのリスクの方が強く感じます。
このように薬というのは部分的にみると一時的に効果があっても
全身的にみると長期的にはリスクの方が大きいのです。
部分をみるというのは西洋医学のメリットでもありデメリットでもあります。
今、服薬されている薬が本当に必要なのかどうかは
効能と副作用を天秤にかけてもう一度考えてみましょう。
皆さまが健康を考える上での参考になれば幸いです☆