食をして薬となし、薬をして食となせ

健康情報

こんにちは。

 

 

今回のタイトルである

食をして薬となし、薬をして食をなせ

という言葉は「医学の父」であるヒポクラテスの言葉です。

 

 

現在の「医者」という職業が確立されたのはヒポクラテスのおかげです。

 

ヒポクラテスは身体の一部一部を切り離して診るのではなく

全体を診ることが重要であると伝えてきました。

その中心となるのが「」です。

 

「飽食も絶食もその他のものも、自然の度を過ぎればよいことはない」

「浄化されていない身体は栄養を摂れば摂るほどおかされる」

「食物によるよりも飲料によって回復をはかるほうが容易である」

 

これらはヒポクラテスの言葉なのですが

に関する内容が多いのです。

 

私たち自身は食べたものからできているのは

考えてみれば当たり前で

私たちの身体=食べたもの

食べたもの=私たちの身体

なのです。

 

健康をキープする、不調を改善するには

食事の改善が必要なのです。

 

しかし食事療法に本気で取り組まれている方は本当に一握りです。

そしてその中でも本当に適切な食事療法が行えている方は

更に少なくなります。

 

 

なぜ食事療法を行う人が少ないのか?

私が考える理由は3つあります。

一つ目

身体に変化が現れるのに時間がかかる

アレルギーなどの症状であれば当日や翌日に現れますが

細胞レベルの変化は少なくとも3か月はかかります。

薬であれば、症状を抑えるのに早ければ飲んですぐに効果が出てきます。

しかし、薬は症状を抑えているのです。

ここが大きなポイントです。

 

二つ目

教育の中で食の教育がほとんどされていない

これは別に教育体制が悪いとかそういう問題ではないのですが

一から食事や栄養の勉強をしないといけないということになりますので

本気で取り組むには、努力も必要になるということです。

 

三つ目

書籍やTVなどのメディアで言うことがコロコロ変わる。(ブームがある)

これは結構大きいと思います。

TVでトマトがいいと聞いたからトマトを意識して食べる。

朝バナナダイエットがいいと聞いたからバナナを食べる。

食事療法というのは流行りにのることではありません。

実際、テレビや書籍の情報で明らかな嘘が書かれていることもかなり多いです。

 

このような点から、食事で治すよりも薬で抑えるといったことが

優先されてしまうのです。

 

私も本を読んだり、人に聞いたりして

食事療法を行っていた時期がありましたが

体調が良くなることはありませんでした。

 

私は一から食事の勉強をするといったことはしませんでしたが

信頼できる先生を見つけ、セミナーに参加し

その先生の書籍を読み漁り、実践するということを

繰り返していきました。

 

その結果、現在ではかなり健康的に過ごせています。

マインドの変化、体力の変化、湿疹の変化などを感じながら

これから更にどのような変化が起きるのか楽しみに過ごしています。

 

今回の記事では

具体的にどうしたらいいかということは記載しませんが

食事療法は上手くやれば必ず病気の治癒に繋がります。

なので、まずは受け身ではなくセミナーに参加する、書籍を読むなど

自分から行動を起こしてみましょう。

 

実践し、効果を確認するということは必ず行ってください。

そうしないと間違った方向に進んでしまうかもしれませんので・・・

 

もう一つの注意点としては、

食事療法開始後、数ヶ月はかなり体調がよくなるが

その後、だんだん悪くなっていく食事療法もあります。

食事療法開始後3ヶ月、そしてまた3ヶ月と繰り返し

1年後に体調が良ければ、その食事療法をベースにしていっても問題ないと

思います。

 

長い道のりになりますが、

病気を根本的に治すのは食という薬のみです。

 

ボチボチやっていきましょう☆

皆さまがいつまでも健康に過ごせることを祈っております。

 

 

 

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