こんにちは。
皆様、体調はいかがでしょうか?
今の時期、いかに免疫力を高めるかということが大事になってきます。
免疫が適切に機能していれば
ウイルスや細菌に感染したとしても無症候や軽症で済みます。
ですので必要以上に感染症を「恐れる」こともなくなります。
「恐れる」というメンタル自体が免疫力を低下させますので
身体の内側から免疫力を高めることが最も重要になります。
さて「免疫」と聞いてもあまりピンとこない方もたくさんおられると思いますので
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
まず私たちの身体というのは細胞レベルで壊れては新たに生み出されている
という事実は皆様ご存知でしょうか?
見かけ上の変化には中々気づきにくいため
この事実を理解するのは少し難しいかもしれません。
しかし
シャンプーをして髪の毛が抜けてもまた生えてきますし
かさぶたや吹き出物ができても時間が経てば自然と消えます。
このような例をみていくと
私たちの細胞は壊れてはまた生み出されているということを理解できるかと思います。
この壊れて生み出される間に「食細胞」という細胞が
古くなって機能しなくなった細胞を貪食してくれることで
体内がクリアになるのです。
実はこの食作用というのは自身の細胞にも当てはまりますが
外部から侵入してきた細菌などでも同じように起こります。
身体というのは自己監視機能が備わっており
自身の古くなった細胞や外部から侵入してきた細菌や食べ物に対して
善悪を判断し必要に応じて処理します。
つまり
免疫力が高いということは
古くなって使えなくなった自身の細胞や
外部から侵入してきた不必要な細胞を処理できる能力が
高いことを指します。
仮に古くなった細胞の処理に失敗したり
消化不良の糖やたんぱく質、脂質などが血液中に浮遊したりしていると
それらは侵入微生物(細菌など)のエサになります。
それにより体内の炎症が強まります。
もしくは細胞レベルで判断を間違えてしまい
本当は処理しなくてもいい細胞を攻撃してしまい
炎症が強まることもあります。
そこで免疫を正しく機能させるための条件を3つ紹介していきます。
①監視役をしっかりと機能させる
免疫を機能させるための重要な器官として胸腺があります。
胸腺はリンパ球のコントロールセンターとも言われており、
必要に応じてリンパ球などの免疫細胞に指令を送り処理を促します。
この胸腺というのはコルチゾールを中心としたストレスホルモンによって
容易にダメージを受けることがわかっています。
胸腺がダメージを受けると免疫細胞へのコントロールが効かなくなり病的な
自己抗体産生が起きます。
それにより無秩序に肥満細胞や血小板を刺激して炎症性物質を血液中に放出します。
結果としてガンや自己免疫疾患へとつながります。
実際、動物実験で胸腺を移植することでガン消退、寿命の延長が確認されています。
つまり身体にストレスがなるべくかからないようにすることで
胸腺の萎縮を防ぐことが大事になってきます。
自身がストレスだと感じていなくても身体にはストレスになっていることは
たくさんあります。
当ブログも参考に食事や運動、メンタルなどを見直してみてください。
②使いやすいエネルギーを確保する
身体にとって不必要なものを処理するのは細胞です。
そして細胞はエネルギーで動いています。
最も使用しやすいエネルギーは単糖です。
ですので免疫力を高めるためには単糖の摂取をオススメします。
③身体の中をゴミで散らかさない
糖尿病や免疫抑制状態では生命場に糖、遊離脂肪酸、鉄などの栄養素が浮遊していたり
食作用が低下することで侵入微生物のエサとなるゴミが散乱すると言われています。
基本的には処理しにくい物質を身体に入れすぎないことが大事になってきます。
糖であれば多糖類、たんぱく質であれば植物性タンパク、脂質であれば
プーファなど身体の毒やゴミになりやすい物質の過剰摂取を避けることを
オススメします。あとはなるべくよく噛んで食べることでも消化不良を防ぐこと
ができます。
皆様、お気づきかもしれませんが
食事で大きく免疫力を高めることができるのです。
あとは環境的なストレス(電磁波、人間関係、大気汚染、運動不足など)
とどう向かい合うか考えたらいいのです。
こんな時期だからこそ周りに流されず落ち着いて過ごしましょう。
皆様が心身ともに健康に過ごせますように☆