糖尿病は糖と運動で治す

食事・栄養

こんにちは。

 

今回は糖尿病についてお伝えさせていただきます。

 

皆様、糖尿病と聞くとどういったイメージをお持ちでしょうか?

 

砂糖を取り過ぎている?

炭水化物の取り過ぎ?

ジュースの飲み過ぎ?

運動不足?

 

どれも間違いとも言えませんが

 

「糖尿病」という名前の影響もあり

糖にしかフォーカスが向けられていないのが現状です。

食事で糖質を制限する。薬で血糖値を下げる。

これが現在行われている糖尿病の一般的な治療です。

ではなぜ高血糖になったのか?

本当に砂糖の取りすぎが原因なのか?

もし砂糖の取りすぎが糖尿病の主たる原因であると仮定すると

糖質制限、服薬による血糖コントロールにて

血糖値が改善し、元気に満ち溢れるはずです。

 

しかし、実際のところはどうでしょうか?

 

糖質を制限しているのに血糖値が下がらない。

糖質制限や服薬にて血糖値は安定したものの、何だか気力まで低下してしまう、

疲れやすくなってしまうなどの例もあリます。

 

これは何を意味するでしょうか?

一つ目に糖尿病には糖以外の何かが関与していること。

二つ目に血糖値が安定したとしても体内の糖はエネルギー源としては

不足していること。

などが示唆されます。

このように糖尿病の根本治療はいまだに行われていません。

ですので糖尿病は1度かかると治らない病気と言われ続けています。

では糖尿病とは一体どういう病気なのか?

一言で言えば、糖尿病の病態は「細胞内糖利用障害」です。

何らかの原因で糖を細胞内に取り込めないのです。

細胞内糖利用障害の主たる原因はなんでしょうか?

一番の原因は「多価不飽和脂肪酸」です。

簡単に言えば植物油脂、魚油です。

このような脂肪酸自体も細胞内に糖が入り込むのをブロックしますし

多価不飽和脂肪酸が酸化する過程で発生したアルデヒドも

糖の利用をブロックしてしまいます。

ここ100年前後で、炒め物や揚げ物といった調理法が普及したことが

糖尿病患者を増やした最も大きな原因なのです。

あとは、近年流行している人工甘味料やジュースに使用されている

「ブドウ糖果糖液糖」なども糖の細胞内利用障害を助長させます。

糖尿病の根本治療は?

細胞内に糖が入り込める環境を整えてあげることです。

多価不飽和脂肪酸を避ける

適度な運動をする(全身の筋トレがオススメ)

果糖を摂取する

この3つが中心となります

油は全てダメというわけではない。

運動は息が上がるような負荷で行うと糖尿病は悪化する。

とにかく何でも糖を取ればいいというわけではない。

ということは覚えておいてください。

私が糖尿病が治癒に向かうためのポイントとして

油の選択、運動の選択、糖質の選択

この3つが上手くいって初めて

血糖コントロールが可能になると考えています。

 

 

今回お伝えさせていただいた内容は崎谷博征先生の著書

「糖尿病は砂糖で治す」

に非常にわかりやすく書いてありますので

興味のある方は御一読ください。

特に糖尿病を患われている方、糖尿病に関わる医療従事者の方には

目からウロコの内容となっています。

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